
「赤道直下」って聞くと、なんだか太陽が真上にあって、1年中暑そうなイメージありますよね?でもそれ、実はかなり正解。赤道が通っている国は、まさに“常夏”で、自然や暮らしにも独特のリズムがあるんです。
この記事では、東南アジアで赤道が通っている国はどこ?という基本情報から、その気候や文化、暮らしへの影響まで、赤道にまつわるいろんな「特徴」をわかりやすく紹介していきます!
まずは基本から!地球をぐるりと水平に一周している赤道は、東南アジアのどの国を通っているんでしょうか?
つまり、赤道がしっかり通っているのは「インドネシア」。マレーシアもかなり近いですが、実際にはほぼ赤道スレスレの位置にある感じです。
赤道に位置する国ならではの気候や自然ってどんな感じなんでしょうか?ここでは、赤道直下の地域に見られる共通の特徴をピックアップしてみます。
日本みたいに「夏は19時でも明るい!」とか「冬は17時で真っ暗!」みたいな変化はありません。
この雨が豊かな自然を育ててくれる反面、洪水や渋滞の原因にも…。
では、実際に赤道が通るインドネシアでは、どんな風にその位置が暮らしに影響しているのか見てみましょう!
インドネシアは熱帯雨林と火山の宝庫。赤道直下ならではの高温多湿な気候が、ジャングルを豊かにし、たくさんの動植物が暮らす生物多様性のホットスポットになっています。
スマトラ島やカリマンタン島には、実際に赤道をまたげる赤道モニュメントがあります。観光客向けに「ここが地球の中心線だよ!」と記念撮影ができる人気スポットになってるんです。
赤道直下の気候は、農作物の育ち方や食べ物の味にも大きく関係しています。
マレーシアは赤道そのものは通っていませんが、ほぼ赤道直下といっていい位置にあります。だからインドネシアと共通する気候や文化もいっぱい!
東南アジアの中でも、赤道が通る国には「一年中夏」「雨季と乾季」「生態系の豊かさ」など、地球のダイナミズムを身近に感じられる暮らしがあります。それは暑さや湿気と戦いながらも、自然と上手につきあってきた人々の知恵の結晶なんですね。
赤道が通る国では「太陽と共に生きる暮らし」が当たり前。常に夏、常に湿気、常に自然と向き合う環境だからこそ、食文化も建築も農業も、それに合った工夫がいっぱい詰まっているんです。次にインドネシアやマレーシアの地図を見るときは、「赤道」の存在をちょっと意識してみてくださいね。