世界に宗教は無数にありますが、特に信者数が多い宗教をピックアップすると、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教などが挙げられますね。
これら全ての起源はアジアにあります。ただキリスト教に関し
日本が属する「アジア」という語については、日常生活でも何気なく使用する非常に慣れ親しんだ言葉ですね。日本でこの語は、江戸期より、「亜細亜」と表記し使われていました。
欧米圏でも古くから使われており、英語では「Asia」と表記し「エイジャ」と、ラテン語では英語と同じく「Asia」と表記し、「アシア」と読みます。
しかしそもそも「アジア」ってどういう意味なのでしょうか。
紀元前8世紀〜7世紀、アッシリア人はアッシリア語で、エーゲ海の東を「アス(日の出づるところ)」、西を「エレブ(日の没する所)」と呼んでいました。
この「アス」にラテン語の接尾辞「イア(ia) 」がくっついて、「アジア(Asia)」 という語に転訛したと考えられています。
そしてエーゲ海からみて東の方の土地がアジアと呼ばれるようになったという説が有力だそうです。アジアの定義とその由来については【アジアの定義】で詳しく解説していますので、そちらも参考にして頂ければ幸いです。