東アジアに住む民族の特徴とは?

東アジアに住む民族の特徴とは?

東アジアに住む民族の特徴とは?

俗に言う「東アジア人」とはアジア系民族の一種で、東アジア領域に居住する民族です。ただし東アジア人と一口にいっても、民族構成は多様で、漢族、日本民族(大和、アイヌ、琉球)、朝鮮民族、モンゴル系民族、ウィルタ民族、ニヴフ民族など様々な民族で成り立っています。さらに細かく分けると100を超える民族(特に中国には55もの少数民族)がおり、「東アジア人」を厳密に定義付けることは難しいでしょう。

 

東アジア人の呼び方

東アジア人はしばしば「西洋人」と対比的に「東洋人(英:Oriental)」と呼ばれることがあります。この言葉は日本ではアジア人全体を指す言葉としてしばしば使われますが、西洋では差別的ニュアンスを含むとして使われる機会はほとんどなくなっています。

 

東アジア人の人種(顔・身体的特徴)

東アジア人の大多数はモンゴロイドに属しています。モンゴロイド(有色人種、黄色人種とも)とは「モンゴル人のような者」という意味で、黄みを帯びた褐色。黒く、太く硬い毛髪、平面的な顔、(コーカソイドやニグロイドと比べたら)きゃしゃで小柄などの特徴を持ちます。
東アジア北方(シベリア、モンゴル、中国東北部など)に暮らす人々は新モンゴロイドと呼ばれ、一重まぶた(低温から眼球を保護するため)、扁平な顔立ち(凍傷を防ぐため)、直毛(氷着をふせぐため)などの厳しい寒さに適応した身体的特徴を持っています。

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