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東アジアはユーラシア大陸、アジア大陸の東部に位置する、(北西から)モンゴル、中国、朝鮮、台湾、日本などを含む地域です。太平洋に面しており、地理的な区分としては、中国東北地
東アジアの地形的特徴は端的にいえば「西高東低」で、西の内陸部には2つの巨大な造山帯が走り、東の沿岸部には広大な平原が広がっています。ここではそんな東アジアを構成する様々な自然要素の中で、特に重要なものを紹介していきます。
東アジアの内陸には古期造山帯と新期造山帯が連なっています。新期造山帯はヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、クンルン山脈などを形成、古期造山帯は天山山脈、アルタイ山脈、大興安嶺山脈などを形成し、他の地域との自然境界になっています。
また太平洋に連なる環太平洋造山帯(ユーラシアプレートと太平洋プレート・フィリピン海プレートの境界)は、東アジアに日本列島、台湾などを形成しています。
中国には黄河・長江という世界有数の大河が存在します。この二大河川の流域で古代文明が起こり、東アジア文化圏の中心となった中国文明のベースが作られたことから、東アジア史を学ぶ上で非常に重要な存在です。