
中央アジアって地理的には広大だけど、人がたくさん住んでるイメージってあまりないですよね?でも実は、国ごとに見ると人口の差が結構あって、「あの国が意外と多い!」なんて発見もあるかも。例えば、中央アジアの5カ国を比べると、人口の多さではウズベキスタンが圧倒的で、全体のバランスもけっこう偏っていることに気が付くんですね。この記事では、そんな中央アジア5カ国の最新の人口データと、ランキング形式でその規模感を見ていきますよ!
まずはざっくり、中央アジア5カ国(カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス・タジキスタン・トルクメニスタン)の総人口を見てみましょう。最新データ(2024年推計)をベースにしています。
人口合計で見ると、なんと8,000万人超!一見人口が少ない印象がある地域だけど、意外とボリュームあるんですよね。
中央アジアで最も人口が多いのはウズベキスタンで、3,700万人台という存在感。全体の約半分をこの国が占めています。農耕地が多くて都市も発達してるため、昔から人が集まりやすかったんですね。
カザフスタンは面積こそ中央アジアで最大ですが、人口は2,000万人弱。つまり「広いけど人口密度は低め」な国なんです。草原や砂漠地帯が広がっているので、都市に人が集中している傾向があります。
ここで一度、人口を国別にランキングで整理してみましょう。数の差が一目でわかりますよ。
こうして見ると、ウズベキスタンの人口がいかに突出しているかがよくわかりますね。タジキスタンやキルギスも1,000万人以下と比較的コンパクトな国です。
その理由は主に農耕向きの地形と歴史的な都市化です。オアシス地帯が多く、灌漑農業が盛んで、古代から都市が発達していました。人口が集まりやすい条件がそろっていたというわけです。
逆に山が多い国ほど人口が少ない傾向があります。タジキスタンやキルギスでは国土の8割以上が山岳地帯で、定住できる平地が限られているため、人口も集中しにくいんですね。
中央アジアの人口を見ると、国によってその分布や密度に大きな差があることがよくわかります。ウズベキスタンの都市集中型と、キルギスやタジキスタンの山岳型…自然環境が人の暮らしを大きく左右しているんですね。数字の裏にある地理や歴史も、一緒に読み解くとより面白くなりますよ。