
東南アジアという言葉、ニュースや観光パンフレットなんかでよく見かけますよね。でも実際、「どこの国のことを指してるの?」って聞かれると、スラスラ答えられる人は意外と少ないかも?
結論をいえば、東南アジアには、地理的には11カ国が含まれていて、ASEAN(東南アジア諸国連合)という枠組みを通じて経済的にも政治的にも深いつながりを持ってるんです。今回は、そんな東南アジアの構成国とその特徴を、わかりやすく整理してご紹介します!
東南アジアを構成する国は全部で11カ国。この数、ちょっと覚えづらいかもしれないけど、「10カ国+東ティモール」と覚えておけばOKです。10カ国はASEANに加盟していて、東ティモールは現在加盟申請中っていう状況です。
東南アジアは地理的に「大陸部(インドシナ半島)」と「島嶼部(海に浮かぶ島々)」に分けられます。この分類で覚えると、どこの国がどこにあるのかイメージしやすいですよ。
この地域を語る上で欠かせないのが、ASEAN(東南アジア諸国連合)。1967年に結成されたこの枠組みは、経済・安全保障・教育・文化など多岐にわたる協力を通じて、加盟国同士のつながりを強めてきました。
東ティモールを除いた10カ国が正式加盟国。2023年に東ティモールが「加盟候補国」として承認されていて、近い将来、正式な加盟が見込まれています。
ASEANは「地域の安定」と「持続的な発展」を目的とした、ゆるやかな連携組織。EUのように共通通貨などはないけれど、お互いの政治体制や文化の違いを尊重しながら協力していこうという姿勢が特徴的です。
東南アジアの国々って、同じ地域にあるとは思えないくらい文化や宗教、政治体制がバラバラなんです。それが逆にこの地域の魅力でもあります。
各国の公用語もバラバラで、マレー語、ビルマ語、タイ語、ベトナム語、タガログ語…って感じ。英語が通じやすい国(シンガポール、フィリピン)もあれば、地元語中心の国もあります。
地図で見るとコンパクトにまとまっているように見える東南アジアですが、実際には11カ国それぞれが独立した強烈な個性を持っています。だからこそ、この地域の魅力は尽きないんですよね。
東南アジアには、地理的には11カ国が含まれていて、ASEANという枠組みを通じて深いつながりを持ってるんです。でもそれぞれの国が持っている文化や宗教、言語はまったく違っていて、それがこの地域の面白さなんですよね。旅行するときや世界のニュースを読むとき、「あ、ここも東南アジアなんだ!」って思い出してもらえたら嬉しいです。