東南アジアの気候の特徴

東南アジアの気候の特徴

東南アジアの気候の特徴

東南アジアは赤道を中心に南北に広がる地域です。全体的にはモンスーンの影響を受ける熱帯雨林気候(ケッペンの気候区分でいう熱帯)が支配的で、年間平均気温が25度以上と高く、年間通して雨が多いのが特徴です。そのため木や竹を組んで作る風通しの良い高床式住居や、薄手で通気性の良い素材でつくる衣服など、高温多湿に適応した特有の文化が見受けられます。
また熱帯エリアでも高地は冷涼であったりと、環境によっても気候は変わります。東南アジアは大陸部と島嶼部で構成されていますが、気候的には大陸部より島嶼部のほうが一般的には過ごしやすいといえます。大陸部・インドシナ半島の内陸部は乾季が長いサバナ気候が支配的です。

 

東南アジアの雨季

夏にはインド洋方面から水分を多く含んだ風が到来し、雨が多くなります。雷雨、スコールが頻繁に発生し、低地では氾濫が起きることも珍しくありません。また赤道直下では換気がなく、年中雨が降っている地域もあります。

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