中東諸国のキリスト教信者の比率は?宗派は?

中東=イスラム教圏といってもいいほど、中東ではイスラム教が圧倒的に強いです。

 

中東はキリスト教が誕生した地なので、元々信者は多かったのですが、イスラム教の台頭で、今ではかなり少なくなっています。。

 

また数少ないキリスト教徒の中には、近年流入が急激に増加した外国人労働者なども多く含まれています。

 

中東諸国のキリスト教事情

中東の中でもキリスト教の信者が多い国をいくつかピックアップして、各国キリスト教徒の内約を見ていきましょう。

 

レバノン

中東でキリスト教が強い国といえばレバノンが挙げられます。イスラム教徒約55%に対し、キリスト教徒約40%と、比率でイスラム教と拮抗しています。マロン派(マロン典礼カトリック教会)が主流で、存在はするものの正教会、プロテスタント、ローマ・カトリックは少数派です。

 

イスラエル

国民の2.1%(14.4万人)ほどがキリスト教徒です。教徒の大半は東方正教会のエルサレム総主教庁または、ローマ・カトリック教会の信者です。

 

イラク

国民の3%ほどがキリスト教徒でで、5割をローマ・カトリック教会の信者が占めています。

 

エジプト

国民の10%ほどがキリスト教徒です。コプト教会(エジプト土着のキリスト教会)の信者が9%、その他のキリスト教徒が1%となっています。

 

シリア

国民の約10%がキリスト教徒です。アンティオキア総主教庁の信者が最多で、次いでメルキト・ギリシャ典礼カトリック教会、シリア正教会が多いです。

 

パレスチナ

パレスチナ(ヨルダン川西岸地区およびガザ地区)にはかつて20%程度のキリスト教徒が存在していましたが、イスラエル政府による抑圧とイスラム過激派の台頭で、現在は数%程度と大幅に下落しています。