「中東」の名前の由来は?

中東とは、全ての国や立場に共通する厳密な定義はないものの、最も広く共有された定義としては「西アジアとアフリカ北東部の国々を指す」概念とされています。

 

この地域のことは、紛争やテロのニュースで頻繁にとりあげられますが、中東という呼称の由来についてはご存じでしょうか。

 

英国を中心とした場合の概念

まず中東と、東という字が入っていることに注目です。これはイギリスから見た場合の方角です。

 

中東というのは、イギリスが植民地を拡大していた19世紀以降に生まれた言葉(概念)なのです。

 

イギリスの植民地地域で、はるか東(極東)といえばインドで、そして東方で比較的近い地域(バルカン半島あたり)のことは近東と呼んでいました。

 

インドとバルカン半島の間にある地域(イラン、アフガニスタンとその周辺の国々)を中東と呼ぶようになったのです。

 

ただ現在では「近東」「中東」「極東」に三分して地図を見ることは少なくなり、近東を中東に含めてしまうことが多いですね。